2011年12月9日金曜日

カルマと業の問題は解消可能か6

「悟りと量子論」


長くなりましたので、ここで話をカルマと業の問題に戻します。
次回を最終にしたいと思います。

前段で言いたかったことは、結局、宗教も科学も同じではないかということです。どちらも目に見えない極微の何かが、特定の作用を起こしています。量子力学の世界でいえば、それは粒子であり、同時に波であるかもしれません。

ところで、仏教ですが、一説には本物の悟りを得たのはブッダと龍樹しかいないともいわれます。それ以外の人々は菩薩行も含め、永遠のカルマに入ります。ひたすら修行を続けます。

本当に救われた人、つまりブッダになった人は、この二千数百年の間、どれだけ多くいるのでしょうか。

輪廻転生、果てしない修行と努力・・・量子はそのようなことはしません。確率論的であり、全く自由です。真の自由が悟りであれば、量子は悟っています。極めて軽い世界です。

一方、カルマは呪縛であり、量子のように自由に動けなくなった状態といえます。こちらには重さがあります。ある振幅の波ができ、固まりとなり、意識に連動して作用を起こします。本来確率論的であったものが、方向付けをされてしまいます。

(この文章もだんだん重くなってきました)

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